Web総合研究所

1990年生まれ文系プログラマーのまとめ

なめらかなお金がめぐる社会。 感想

いつも通りの殴り書き

なめらかなお金がめぐる社会。 あるいは、なぜあなたは小さな経済圏で生きるべきなのか、ということ

社会が成熟するにつれて、人間の欲求のステージは変化していく。

生理的欲求、安全欲求、所属と愛の欲求、承認(尊厳)の欲求、そして自己実現欲求へ……というマズロー欲求五段階説を聞いたことのある人も多いはずだ。現代の日本は課題の多い国だけど、同時にとても成熟した状態にあり、最上位の「自己実現欲求」に突入しているのだ。つまり、目的が達成されること自体に喜びがあり、お金は付随的なものにすぎないということだ。

「豊かになることが正解であり、幸せへの近道であり、国も会社も個人も町もみんな豊かになっていこう」という価値観を持っているのは、おそらく僕たち76世代が最後の世代なんじゃないかと思う。

大多数の幸せの定義の価値観が同一だった時代は終焉を迎えました。

お金を稼ぐことに意義を見出していない仲間に対して給料の話を持ち出しても心は動かない。なので僕はそういう経営者には、仲間たちに対して、その仕事が社会でどのような形で貢献しているのかとか、会社としてどんなところを目指しているのかといった、内的欲求を見極めて話をしてあげたほうが良いですよとアドバイスしている。 特に海士町の人たちと接するようになって、なおさらその思いが強まった。

前職のSier時代は退職時に給料の話をされても全く心に響かなかったです。

自分もお金以外の価値観を見いだしつつあるのかな

そんな社会を作るためには、僕たちは世の中のお金をもっと、なめらかにしないといけない。活動のためにお金を借りたり、集めたり、誰かをお金で支援したりといった、お金を介したコミュニケーションはまだまだ限定的だし、硬直的だ


取引から信頼へ。 自己や孤立からコミュニティーへ。 恐怖や欠乏から祝福と豊かさへ。


「お金を稼ぐことができないなら、評価を稼げばいい」という選択肢が存在することを彼は体現してくれている。

社会全体のお金に対する価値観が明らかに変化しています。

お金とSNS上の評価が同価値かそれ以上に扱われている場面もあります。

誰もが得をする仕組みを考えることは、社会変革を仕掛けていくときにとても大事なことで、それは僕の今までの活動にも共通して言えることだ。

起業もお金目的ではなく、社会正義の方が優先される時代の到来です。

今でも社内で「まずは人力でやろう」とよく言うけど、それはシステムありきで考えてしまうと、かなりの時間とお金が取られてしまうことに由来する。そうやって予算と工数を使ってがっつりしたものを作ってしまうと、「このコストを取り戻さないといけない」というバイアスがかかってしまい、「もしかしたらうまくいかないかも」と思っても、「いや、きっとうまくいくはずだ」と勝手に思いを転換させてしまい、あまりいい方向に進んでいかないことがある。

エンジニアとして働いていると、なんでも自動化前提で話をしてしまうけど、試作品としての人力も大切だということを認識させられました。

「実需」より「投資目的」で売買する額があまりに大きくなってしまったのが今の資本主義。「投資目的」ではレバレッジをかけるのでその売買がマーケットにもたらすインパクトがとても大きくなります。

資本主義は度々、実態と市場価格が大きく乖離することがありますよね。

人間の欲の具現化ですよ

「東京に出ないと」とか「大学に行かないと」とか「正社員にならないと」とか「流行りに乗らないと」とか「クラスのみんなに好かれないと」とか、世間の価値基準みたいなものに囚われすぎてつらい思いをしている人は、実は自ら作り出した理想と現実のギャップによって苦しんでいる

自分も将来おじさんになった時に、昔の価値観に囚われてそうで怖い

この世に絶対の正解はないし、風潮は変わって行くものだから変化を恐れずに行こう